どのような製品なのか?
先日の記事、学習記録(7/15)時短シリーズ(お化粧編)で、通常のメイクよりも、かかる時間や手間が少なくなる製品をいくつかご紹介しました。
今日はその中でも、資生堂から発売されている「フルメークウォッシャブルベース」について見ていきたいと思います。
実際の製品は上の画像(出典:https://www.shiseido.co.jp/fwb/)をご参照ください。
その最大の特徴は、化粧落とし(クレンジング)や洗顔料を使用しなくても、お湯のみで洗い流せること。
普通、お化粧したら何らかのクレンジングが必要だというのは、お化粧をしたことがある女性なら多くの人が知っていることだと思います。
多くの場合、クレンジングは界面活性剤を含み、肌に乗せられたファンデーションや化粧下地などのメイクを乳化、分散させ、それを水で洗い流したり、拭き取ったりすることでメイクを除去します。

https://www.sev-tsuhan.com/shopdetail/005000000013/005/O/page1/disp_pc/
今回の資生堂の製品は、まったく違ったメイク落としのメカニズムを使用しています!
簡単に説明します:
- 皮膚上に化粧下地を塗って、化粧下地の膜を作ります。
- その上からファンデーションやチークなどの化粧を施します(膜は2に密着します)。
- 1と2を除去するときにお湯を使うことで、膜の中にあるヴェールアクションポリマーの「お湯センサー部」が温度に反応して分解します。それに加えて手でこすることで物理的に膜が剥がれ、膜の上にあった2の化粧も除去されます。

https://www.jsch.or.jp/seminar/seminar/pdf/2013_summer_guide.pdf
どのような特許なのか?は次回
特許については、資生堂特許を見てみよう②で詳しく見ていきたいと思います。
最初にこの特許を読んだとき、「本当にこんなことできるの!?」と正直思ってしまいました。
@コスメの口コミでは、けっこう評価が割れていました。実は私も、この製品が発売になったときに買おうとは思ったものの、口コミ評価があまり良くなかったので見送った経緯があります。
とはいえ、売れ行きは良いようなので、「クレンジング不要、お湯だけで落とせる!」というコンセプトは、現代の忙しい女性に注目された結果なのかな、と思います。
学習記録(7/18)
7/18 8時間
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